う・・・頭の中真っ白で言葉が出てこない・・・

そんな私の様子を察してか、林先輩が言った。

「ごめん、いきなりじゃびっくりするよな。
返事はいつでもいいけん。どっちになっても気まずくはならんどこうな☆」

そう言うなり、先輩は帰り支度をはじめた。


「あっ、あの!・・・ありがとうございます・・・」
せめてそれだけは今言っておきたかった。

「おう!じゃあまた今度な☆」

先輩が帰り、部室には私1人となった。
10分くらいじっと座ったままだっただろうか。


なんだか落ち着かなかったので、書き上げてないけれど私も帰ることにした。


悶々考えながらやっと家についた。

「ん??」
玄関に入ると、いつもより靴が多いのに気がついた。