合宿所での説明も終わり、次の登山の準備時間の間、みんな男子部屋女子部屋に分かれて体操服とジャージに着替えて自由にしゃべっていた。

「この後登山だよね~。がんばろ☆」

「まだゆっくりしてたいけどね(笑)ぅちが倒れたら誰か通報よろしくw」

「あいょ♪〃でもあんまり無理しないでね;;」


愛cは通報よろしくと冗談っぽく言ってたけど、なんだか本当にあまり体調がよくなさそうだった。

登山の時間がきた。


途中に平らなひらけた場所(多分駐車場)があるらしく、そこが目的地だ。



私は愛cと恵cと歩いていて、10m前後は誰もいなかった。ちなみに、10m後ろにいるのは、松田と寺井と古藤君。

私たちは3人でそばの芝生(?)にいる牛に手をふったりして、はしゃぎながら山を登っていた。