「今日松田、五十嵐に告るって言ってたからな~w」

「えっマジで?!初耳だよ!!松田って愛cの事好きだったんだ!!」

「佐藤は脈アリだと思う?」

「無理な話ではないかも・・・少なくとも愛c松田の事よく思ってるし・・・うまくいくといいな~♪」

「そうだな~。」


そんなこんなで会話も終了し、それぞれの道に帰った。

4人でカラオケに行った翌日の月曜日―――


私は周りの様子を伺っていた。


・・・見ていても状況がわからなかったけれど・・・

松田は寺井となにか小声ではなしていたけど・・・
愛cは私にも松田にも寺井にもいつも通りはなしかけていて・・・

古藤君もいつもと変わらず後ろにもたれかかって何か読んでる。

私は昼休み寺井を廊下に呼び出してきいてみた。

「松田と愛cのことなにか聞いてる?」