君が笑顔になれますように

正直言って、夢じゃないかって頬っぺたを毎日のようにつまんでいる私。



どうして私を選んでくれたんだろう…?



気になるけど、色々と聞くのも悪いかなあ…と思って聞いていない。



でも、嫌だったら告白した時点で断るよね…?



うん!そうだよね…!



私はノートを机の中にしまい込むと、黙って本を読んでいる准の背中に視線を送った。