君が笑顔になれますように

私ってば、本当にそそっかしい……。



これじゃあ、准の手を煩わせているだけだよ……。



教室に残っている女子の視線が刺さる。



“何で拾わせてるの?”って思ってるんだろうな……。



私は目が合わないように、俯きながら、支度を済ませる。



「俺、ちゃんと待ってるから慌てなくていいぞ?」



全部散らばった文具を拾ってくれた准は、私にペンケースを渡しながら、そう声をかけてくれた。