「桜ちゃん…!?」 私を呼ぶ可奈さんの声に振り向くことなく、階段を降りた私は、保健室に向かった。 体調が悪いって適当に嘘の理由をついて、ベッドで声を出さないように泣いた。 泣いたってしょうがないじゃん…。 准のことは大好き。 だけど…私が傍に居ても准の力になってあげられない。 その事実は変わらないんだから。