君が笑顔になれますように

「桜?」


せっかく寝ようと思ったのに…。


誰……?



顔を上げると准が覗き込む。


「准っ!!」


ビックリしてイスから転げ落ちそうになった。


「具合悪いのか?寝てたみたいだけど…。」


「体調は万全だよ!ちょっと眠かっただけ。」



准、いつの間に教室に入ってきたんだろう…。


ビックリしたあ…!