「なぁなぁ、ももと夏希は何部入るん?」


次の日の放課後あいちんが入部届けをひらひらさせながら聞いてきた。


そういえば入部届け配られたんやっけ?


昨日の歓迎会が夜遅くまで続いたせいで寝不足の私は自己紹介の時間以外はほとんど寝ていた。