青山高校たんぽぽ寮〜ゆるゆるな毎日〜

私は急いで少し離れてしまった前の子の背中を追い掛けた。


「爆睡やったな。」


「ごめんごめん。つい‥」


体育館から出て廊下まで来た時夏希につっこまれた。


「ふふっ…2人とも爆睡やったねぇ?」


後ろから声が聞こえた。


知らない子だ。


「あっさっきはありがとう。」


夏希は少し恥ずかしそうにしている。