バス停で友達と別れて家に着いた。登校してるときと同じ道で。1人だとさびしいのか涙も出てきた。胸の中からあふれてきた。熱くなってきた。でも、泣き過ぎないようにそっと泣いた。周りには誰もいないからないた。


家に帰ってきて、ただいまもいわずに部屋に入った。泣いてて声なんて出せなかった。ベットの中で布団に包まって泣いた。泣いて泣いて泣きまくった。胸の中の鉛がなくなるまで泣いた。


結構泣いて、涙も収まって、落ち着いたとき。外は暗くなってきていた。海に向かって、闇、茜色って感じで。そしてママが部屋に入ってきた。


「振られたん?」って聞いてきたママに全部はなした。OKされたけど、別れた。6時間45分で終わったてことも。ママはなんか笑っていたりしてた。その明るさがすっきりした。もう胸の中には、小さい鉛だけ残ってたけど。泣いて、もう今は悲しくはなかった。