この手紙を、今度はしっかりと一文字一文字確認しながらみて、読んで、心に刻んでいく。
友達が呼んでいるので教室に入ると、
「見せて。」と子供のようにいってくるのでしかたなく友達に手紙を渡した。


友達は教室の後ろのほうへ行き、黒板に背をむけて読み始めた。はっきりいって読んで欲しくはない、でも、いろいろ協力してもらっていたし、断るわけにもいかなかった。


友達は読み終えて、手紙を私に返しながら歓声をあげた。
「キャー!!」ってうれしくて幸福を祈ってくれているのか、珍しくて騒いでいるのかわからない声だった。


私は返してもらった手紙を見る。落ち着いてきたようだけど、まだまだドキドキきこえてくるし、体もあつかった。


友達が騒いでいるけど、無視して頭の中を整理した。



Okってことだよね。


親はそういったけど、つきあうってこと?


カレカノってこと??