すれ違い注意報!!

まあ…勝てるとか以前に私は多分…ゆうちゃんに女と思ってもらえてない。きっと恋愛対象外。


「…なんで、」
ゆうちゃんが顔を歪めた。そして、私は腕を捕まれた。ゆうちゃんに引っ張られる。


「えっ、ちょっと、な、なに、ど、どうしたの?」


無言のゆうちゃん。私がゆうちゃんの力にかなうわけもなく、私は日っ張られながら、ゆうちゃんの家に入っていった。玄関でローハーを脱ぐ時間もくれないゆうちゃん。


ちょっちょっ、こけそう。こけそうになりながら、ローハーを脱ぎ、ゆうちゃんの家にはいる。