眠り姫



私は壁に押し付けられ、口を塞がれた。

「んっ-…もり……のっ」

だんだん、力が入らなくなり苦しくて口を開けると、そこから森野の舌が私の口の中に入ってきた。

苦しい…っ

と森野の服をギュッと掴んだ。

漏れる二人の声とえっちな水の音が、教室に響いている。

しばらくすると
静かに森野は唇を離した。


「ーーっはぁっっはぁはぁ」

息をするので精一杯になっている私。


「…百瀬…ごめん…俺…」


と森野は私を離して教室から出て行った。