事の始まりは2日前。




午後6時になり、そろそろ圭兄ちゃんが帰ってくる時間だ。


私はいつものように圭兄ちゃんの部屋で待っていた。


たまに「あたしってストーカー?」って思うときもあるけど、まぁ恋する女の子なんだか
らいっかぁー。って開き直る。


だって、どんな手を使ってでも好きになってほしいもん!!


私は圭兄ちゃんのベッドの上に座って圭兄ちゃんを待っていた。


圭兄ちゃん遅いなぁ~。
何してんだろ??


なんて思っていた時、下の部屋から圭兄ちゃんのお父さんと圭兄ちゃんの怒鳴り声が聞こ
えた。


何かあったのかな?


私は気になって下の部屋までおりた。