『真紀相談があるの。
明日昼休み話せない??』

あたしは早速
真紀にメールをした。

『いいよ★
なんでも言って。』

『ありがとぉ。
真紀ちゃんだーいすき!』







そして昼休み

「んで、相談は何かな?」

「うん。それがね。
あたし、その……、…だから。」

「何よぉ、じれったいなぁー。」

「あたし…、浩人のこと好き、なの。」

「あー、やっぱり。」

「えっ!何?!
その微妙な反応?」

「いやー、だって見ればわかるもん。
最近シュンってしてるし。
でも、建司のことも
好きなのかと思ったけど。」

「それは…、何というか、ね?」

「ね?って言われても。
ま、とにかくあたしは
未央の味方だから
今の未央の恋応援する。
んで、どーするの?」

「どーするって?」

「だからさぁ、
浩人が未央にキスしようとした時
あんた拒否ったじゃん。
多分嫌われたとか
思ってるよ、絶対。」

「うん。そうかも。
話しかけても、ちょっとしか
返してくれないし、どーすればいいか
わかんない…。
だから真紀に相談してんじゃん。」

真紀に泣きながらすがりつく。

「う…、難しいな。
ひとまず自分からアピールしてみな。」

「アピール?
例えば?」