私は保険室で眠りが覚めた。

忘れていた記憶が少し
戻ったけど、
正直戸惑う。
あのあとどうなったのかは
まだ思い出せない。


目が覚めてからというもの
私は浩人くんのことがきになってしょうがなかった。
とはいえ、もう少しで結婚する身。
いくら過去に戻ったとはいえ
健司以外の人に
恋していいのかわからない。

私はどうすればいいんだろ。

いや、まてよ。
結局私が健司と結ばれたってことは
私は浩人くんと何かあったはず。
いったい何があったんだろ?
自分のことなのに
全然わからない。



だけど、昔通りに
ことを進めなきゃ
未来がかわってしまう。
なんとかしなきゃ。



確か、
私が裏庭を通ったのは
何日のいつだっけ?


あーもー!!
こんなのいくらなんでも
思い出せないよ。
まぁいい。
とにかく行ってみよう。





私は裏庭に行ってみるけど
誰もいない。

だよなぁ。

ガサ

??
だれかいる。

「わ、わたし
浩人くんのこ、こ、ことが
好きだったんです!
つ、つ、つぅ付き合ってください!!」

この、変な告白どこかで
聞いたことある。

たしか、浩人くんが
告られたときの・・・。