そっから適当に寝転んでボォーとしてたらいつの間にか時計の針は8:40を指していた。

「あ。やべ。」

急ぐ気はなかったけど若干小走りで体育館に向かった。

体育館に入った瞬間雷が落ちた。

「奏斗ーっ!!!!
いつも時間だけは遅れんなってんだろっ!!!!!」

「…………ι」

こうなったら母さんは鬼か人間、男か女か分からなくなる。

「すみませんでした(棒読み)。」

「ったく!
高等部の生徒会メンバー教えようと思ったのに!

時間ギリギリで無理じゃない!!」

んなこと言われたって。

「中野っ!!
奏斗の制服持ってきて保健室かどっかで着せて!!」

あぁ、忙しいっ!!!
とか言ってババアが体育館から出ていった。