お嬢様は元ヤンキー!?





「他にある奴ー。」

「はーい。先生何歳ですかー。」
「24だ。はい質問終ー了。

とりあえず今日の事説明しとくぞー。
この後、寮の鍵配るから取りに来いよー。
はい。まず男子ー。浅田ー…」

ザワザワと教室がざわめく。

「ねぇねぇ、渚ちゃん。私たちの部屋隣同士だねっ!!」

「え…?なんで分かるの?」

「だって浅田君の部屋番号が301だから、『3組の出席番号1番』ことでしょ?

だから、渚ちゃんが女子で4番目に早いから、304号室、あたしが305号室っ…みたいな?」

「おぉー!!!
妃ちゃんすごーい///」

「はい次女子なぁ。
石原ー…」

「あっ、今から女子だ。」

「緒方ー。」

「はーい。」

先生のとこ行って鍵貰って席に帰ろうとしたら…

「お前は特別部屋だから。」

「…えっ!?
何でですか!?」

「知らん。
それと今日終わったら学園長室行け。
お呼びだしだ。お前入学早々なんかやったのか?」

「知りません!!というか何もやってませんっ!!」

「まぁ私に言われてもな。
はい片原ー。」