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「あぁ~…もう!!!!ここどこよっ!!!!
急いでるのにっ…」
行ったこともない図書室から生徒会室目指して走ったけど迷子になりましたね…ι
「この学園広すぎ…って…
あぁっ~!発見っ!」
ずっと走っていたらよく見る景色が見えた。
「早く行かなきゃ…!!!」
――――――…奏斗っ!!!
後数メートル…
「え。」
「ん?」
――――――――ドンッ!!!
「キャッ…
えぇっ~と、あのごめんなさいっ!
急いでるんで!!!!」
「あっ…、あの…!ちょっと…ι」
夢中で走りすぎて歩いていた人にぶつかってしまった。
……ていうか、さっきの人誰かに似てた気が…?
「……ハァ…ハァ、…ハァ」
やっと着いた…。
目の前には見馴れた大きな扉。
真綾はたぶんここにいる。
「……よしっ!!」
私は扉を開けた――…
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――――――――ギィー…
「真綾…」
生徒会室の入口の扉が開いて渚が入ってきた。
その姿はさっき見た姿とは全く違ってブラウスは破れて、制服も若干乱れていた。
