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渚と話し合った結果7階から見廻りをすることになった。

「奏斗…
さっきの話誰にも言わないで。」

「別にいいけど…
何で?」

「奏斗にしか言ってないから…」

マジ?
そんな大事な事を!?

「だから…お願い…」

「……わかった」

「ありがとう」

「………っ」

少しだけ笑った顔が凄く綺麗で息を呑んでしまった。

「あっ!!
7階着いた♪

行こっ奏斗!!!」

「…あぁ」


渚が結構話してくれたから今の時間は11時前後。

時間的にも丁度良かった。

「「「「「キャー奏斗様ぁっ///!!!!!」」」」」


暫く歩いていたらいろんな所から甲高い声の嵐。


あっという間に女子に囲まれて渚が何処にいるか分からない。

「奏斗様っ!!どうしてコチラに///!?」

「あぁ。少し見廻りに。
もうすぐ消灯時間なので皆さんも部屋に入ってくださいね。」


そう言って少し笑えば女子の顔は真っ赤になる。


「「「「「はい…////」」」」」

「おやすみ。」

「「「「「おやすみなさい…////」」」」」