そう言って何故か私の携帯を取った奏斗。
「ちょっと!!携帯っ!!!」
取ろうと思って手を伸ばしたけど奏斗が携帯を返してくれる筈がなく(寧ろ私に届かないように手を挙げて取れないようにしている)…ι
身長差ありすぎ…
私身長小さいのかなぁ…(161㎝)。
20㎝ぐらい差あるよ。たぶん。
「はい。終わり。」
「……。
何したの…?」
絶対どこか弄ったよね…ι
「さぁ?」
「さぁ?じゃないっ!!
何し『――35階です。』」
「着いたぞ。…降りねーの?」
「おっ降りるっ!!!ι」
エレベーターを降りて部屋までの長い廊下を歩いていると奏斗が自分の携帯を見ながら話始めた。
「あー…もう8時すぐじゃん。
お前腹減ってる?」
「ううん。そこまで減ってない。」
「あっそ。」
え。
聞いといて『あっそ。』!?
――――――ガチャ
奏斗がホテルの鍵を開けて部屋の中に入っていった。
私も続いて部屋に入っていって部屋のリビングにあったソファーにダイブした。
「俺先に風呂入るわ。
…………。
…覗くなよ。」
「誰が覗くかっ///!!!!
早くお風呂入って!!!!」
