「で、明後日が1日自由行動。明明後日は朝直ぐに帰るからな。

この後は7時からバイキング。風呂は露天風呂か自分達の部屋にある浴室、どちらでもいいから9時までには入るように。

分かったら各自解散。
あ。
生徒会員だけ残っとけ。」

ゾロゾロと自分の部屋に帰って行く生徒。

いいね…
君たちは1人部屋なんだ…
だれかあの大魔王と変わって……

――――――ドンッ!!!

「あっ。すみません!!!」

「つーかさぁー、
あたし今晩奏斗様の部屋夜這いしに行こっかなぁ」


え。
無視かよ。


「は?
あんたマジ?
ならアタシもぉー」


えっ。
そこ普通止めない!?
自分も行っちゃう系!?


「でもさぁー、
奏斗様の部屋って何処なんだろうねー」

「絶対上の方の階の部屋だよね。」

「わかるぅ~」


ギャハハハハハと下品な笑いを残して自分達の部屋へ帰ったギャル子(←勝手に命名)2人。


「絶ーっ対、部屋に来ませんように!!!!!!!」

「何に何を祈ってるわけ?」

「奏斗っ!!!!

いや、ちょっとギャル子が…」

「は?
頭でも打った?

つか本城来たし。」