…そういえば奏斗の寝顔見るの何回目だろ…

一回目が迷子になった時で
二回目が生徒会長室で…か…

綺麗な寝顔…

奏斗って顔だけ昴さんに似てるな…
顔だけ。性格はほど遠いよ…ι

「いつまで見つめてるわけ?」

…は?

「はりゃ?奏斗いつ起きたの?」

「お前が起こしに来たときから。」

「じゃあ早く目開けてよ…ι」

「だって
誰かさんが見つめてるから…」

「だから見つめてないし///!!!!!」

「はいはい。」

なんかこれと同じ会話さっきもしなかった…?

つかなんで私の席コイツの隣なの…?
みんなバラバラに座ってるのに…

「緒方。」

「ん?」

振り返ったら奏斗が
触れるだけのキスをしてきた。

「なっ…///
何するのよ///!!!!!」

「や?
特に意味はないし。
アメリカでの挨拶みたいなもん?

あ。もっと激しいのがよかった?」

「あんたねぇ…/////!!!!!」

「何?」

「―――……っ!!
奏斗の変態っ!!!」

――――――ご搭乗、ありがとうございました。関西国際空港到着です。

「あ。着いた。
ほら。さっさと降りるぞ。」

「…はいはい。」


こうして大阪に着いたのでした★