そのサイトはさっき朝陽が亜美に見せてもらったばかりのサイトだった。 白と薄い水色で統一された胡散臭い掲示板サイト━━━━━ WISH BBS。 「どうしてそのサイト…」 「は?何言ってんだよ。このサイトは密かに話題になってるんだよ。 俺が知らない訳ないだろ。」 「はぁ…。」 この男は苦手だ… 朝陽は心からそう思った。 「あ、じゃあ何でこのサイトを開いてるの?」 一番の疑問をぶつけてみる。 「ん?もちろん書き込むんだよ。願い事!」