「好きになってたの…浜益くんのこと…」 「………」 「でもね、可菜から盗っちゃお。なんて思ってないよ。今は智尋くんといるのも楽しい…」 「……」 「だから今日は"さよなら"しに来たの。」 「……」 「バイバイ…浜益くん…」 急いで席を立ち、浜益くんの横を通り過ぎた瞬間…堪えていた涙が一気に流れ落ちた。 バイバイ…私の初恋の人…