『お前…ムードもクソもねぇな』
「それが私なんだからしょうがないじゃない!
…てか今ムードって良かったの?」
そんなにムードを気にするようなとこだった?
『あー…さっき夢かなーって思ってたけど
マジで現実だって分かったよ』
「なにそのトゲトゲした言い方…」
なんかよく分かんないけど
皮肉言ったっぽいし
そこまで言うと
私に目線を合わせてニヤッと笑う
『へぇー
穂波ちゃん俺の事好きなのにそんな言い方していいんだー』
あえて棒読みで
あえて私の耳元で囁く
「……は?」
は?
は?
はぁっ!?
ベリッ
私は刹那を自分の体から引き剥がすと
またもやガクガクと前後に揺さぶった



