悪魔と少女とkissマーク





『…てめっ!』


刹那が私の腕を掴んで動きを止めたときには

またもや私の目からは大粒の飴玉が生み出されていた




「…スキだから
好きだから忘れようと精一杯考えて考えて考え抜いた結果の結論だったのに

何でその決意を揺るがすのよ!
何でそれを簡単にぶち壊しちゃうのよ!
気持ちだけしっかりと私に植え付けちゃって

…責任取りなさいよ、馬鹿っ!」




言わなくてもいい事まで口に出してしまったことも気付かぬまま

ドンドンと刹那の胸を拳でたたく




…ギュッ





突然訪れた圧迫感

息が出来ないくらいきつい



刹那が私を抱きしめてるんだって理解できなくて

しばらく放心状態が続いていた




「ぶはっ…はぁはぁ、すぅー」




…気づかない間に息を止めていたようで
状況整理よりも酸素を求める方が先だった