そこまで言ったらもう言うことはないとでも示すように くるっと私に背を向けて歩き出してしまった 段々と遠ざかっていく刹那 ぽつんと一人取り残された私 …ねぇ、いいの? これで終わってもいいの? …そうは思っても 足は固く、動かない 動いて 動いて …動け! 自分の中の弱い気持ちなんかに 負けてたまるか! 当たって砕けろ 破片は誰か掃除しろ! 私の足は いつの間にか刹那目掛けて走り出していた