「刹那」と言った私に気付き
ハッと驚いた顔をする刹那
『え…もしかして記憶…』
「馬鹿ぁ…忘れることが出来たと思ったのに」
忘れたくなくなっちゃうじゃない!
「刹那なんて私の前に現れなかったら良かった」
そうしたらまだ
叶わない夢だと思って諦めれたかもしれないのに…
現れちゃったら絶対にもう忘れられないじゃない!
私の言葉を聞いた刹那の顔は
驚きから無表情な冷たい顔へと変わっていった
『…ああ、そうかよ
やっぱり俺の存在はお前にとって辛いものでしかないか』
えっ!
ちょっ、ちょっと待って…
この悪魔さん勘違いしてる!



