『…何?僕の事?』
『まあそんなとこ…』
ガシガシと首の後ろを掻きながらぶっきらぼうにそう答える
…なんだこいつ?
呼び止めておいてその態度なのは多少むっとしたが
どう見ても年下なのでそこはぐっと我慢した
『…あの子助けてくれて
感謝する』
その言葉を聞いたとたん
僕の顔はニヤけてしまった
あー…あれだ
こいつ人に礼を言う事慣れてねー奴だ
んでもって
自分で助けたかったけれどタイミングが悪くて
助けられなかっただけじゃなくあの子に近寄ることも出来なくなったんだ
不器用だなー
最近のコーコーセイは
と、俺は勝手に自分の中で憶測を立てていた



