あー
これ見過ごしていったら
後味悪いな…
そのくらいの気持ちだった
『そこの君
こんな時間に女の子を連れて何をしようとしてるのかな?』
こんな所で今からすることなんて一つしかないだろうけど…
と思ったけど
口に出すのはやめておいた
そして
女の子の彼氏と偽って助け出したけど
…まあたぶん
さっきの男は気付いているだろうな
しかも助けた女の子それなりに可愛いし
童顔だしちっちゃいから
一瞬小学生かと思ったけど
…とにかく
その時は時間が本当に無くて急いでいたので
その子とはすぐに分かれた
そういや…名前聞いてなかったな
そんな事を思いながら路地を曲がると
『おにーさん』
今の時期には寒そうな格好をした男の子が
建物の壁に寄りかかっていた



