悪魔と少女とkissマーク




__________...




そのまま放り込んだ社会科準備室で
俺は泣きじゃくる穂波を抱きしめた

華奢なのに柔らかい穂波を
今までにないくらい優しく




『何で私のこと助けてくれたの?』



何でって…



好きな女を守りたいから
頼られたいから


穂波に出会って
初めて人を愛おしく思えた



だけどそんなことが素直に言えるはずなくて


「んなの…契約だからに決まってる
お前は俺のだから他の奴なんかに奪われてたまるかよ」


こんな時、不器用な自分が嫌になる


契約だからなんて、ただの言い訳

最後の言葉は叶えたい本心