『あ!顔真っ赤ですよ!?
ほら、そんな薄着だとやっぱり風邪引くじゃないですか
早く暖かいところに行って下さいね!
そのマフラーあげますから』
…顔が赤い理由は違うけれど
まあ、穂波だったらこの間違いもありえるだろうなと納得してしまう
何だかそれが可笑しくて
柄にも無く頬が緩んでしまう
「…受け取っとく、ありがと」
ヤバイ
俺のキャラ、キモ過ぎる
こんな爽やかそうな笑顔できるなんて馬鹿みてぇ
『い、いえいえ…
風邪、早く治してくださいね』
穂波はニコッとあの日のような笑顔を俺に向けると
何をしに来たのか分からないがタタッと境内を降りて帰っていった



