「は、放してっ!」
『放すかよ、今更無しとか無理だし』
ぶんぶん腕を振り回すけれど
男の力にかなうはずない
結局無駄な体力を使うだけになってしまった
「ちょっ…誰かっ!」
叫んだとたん
厚い胸板に体を押し付けられる
声はくぐもってシャツの中に消えてった
『誰もこねえよ、自分のことで精一杯だろうからな
それにお前あいつ等が連れてきた中じゃあ1番上等だったんだ
それを易々手放す訳ねぇだろ』
そう言われると
頭の後ろを掴まれて
そのままもっと引き寄せられる
「えっ…んっ…」
交わした口付けからは
キツイお酒のにおい
ちょっと待てー!
あんた未成年でしょうがー!



