『俺はお前に黙っておいてもらうため
お前は俺にキスしてもらえて幸せでその代わりさっきの出来事の口封じ
俺は爽やかな先生の地位を守れるしお前にとってもいいことだと思うけど?』
冷ややかな笑み
…私の
私の知っている成宮先生じゃない
逃げなくちゃ
私の中の危険信号が光まくっている
その間にも
どんどん成宮先生の顔が近づいてくる
いや…
嫌っ!
なんで私嫌がってるの…?
性格は違っていたけど大好きな成宮先生とキスできるのよ
私は…成宮先生の顔だけが好きだったの?
…そんな…ぬるい気持ちじゃなかったはずなのに
なんで…こんなに嫌なの?



