水が頭の上から降ってきたり・・・・。
席がなかったり。
でも私は何とも思わなかった。
だって詩音がいるから。
仲間がいるから・・・・。
それから、数日たったある日・・・・・。
詩音が学校を休んだ。
風邪だって・・・。
今日は、一人で戦わないと行けない。
私は、一人で居た。
それを狙っていたかのように、美波達は、私に近寄って来た。
「マジでさ、仲間が出来たからって、調子乗ってんじゃねぇぞ!!」
「お前なんかさ〜死ねばいいのに」
「お前目ざわり」
「死ね」
「し〜ね、し〜ね」
死ね死ねコールが始まった・・・・。
怖い・・・・。
私は耳を塞いだ。
チャイムが鳴ると、みんなコールをやめて席に着いた。
その日は授業もまともに耳に入らなかった・・・・。


