数日たったある日。
詩音の教科書が捨てられていた。
ついに、詩音にも嫌がらせがきた。
でも、詩音は笑っていた。
「こんなの、中学生がするようなことじゃん。」
詩音は強いよ。
休み時間。
私は、先生に呼ばれて教務室に居た。
「これ配っておいて。」
「はい。」
それだけで呼ぶんじゃねぇよ!!
「失礼しました」
私は、教務室を出てから、早足で歩いた。
詩音が一人でいる・・・・。
教室のドアを開けると、詩音の姿が無い・・・・・。
美波達まで・・・・・。
私は、走って教室を出た。
トイレの近くに来た時、笑い声が聞こえた・・・。
美波達だ!!
私は急いでトイレに入った。


