暗い。
私は闇の中に居た。
私死んだのかな?
「・・・・お!麗桜!!」

目を開けると、詩音が居た
あれ?死んでない…。

「もう!!麗桜の馬鹿!!心配したんだからね!!」

「詩音…。ごめん。」


「何があったの?私で良かったら聞くよ。」


私は、今日あったことを、全部話した。


ポツリ。

手の甲に、雨の用な物が落ちた。

「詩音?」

「私が学校に行けば…。風邪なんか引かなければ…。麗桜、ごめんね。」

詩音はそう言って泣いて居た。


初めてだった。
私の話で泣いて居る人を見たのは…。

私は詩音が居れば、どんなことがあっても、大丈夫。
そう思った。