「笹川、犬が好きみたいだな」

「な、なんでそれ…!!」

「え?笹川のお母さんから聞いたんだ。」

あのばか…

恥ずかしい事いいやがって…!!

「学校の裏側に捨ててあったんだ。」

私は、柴犬を抱っこする。

「よしよし、君捨てられたのか?可愛そうにな…」

私ははっとした。

そうだ…ここには…

「すていぬの扱い上手いな」

木村がいたんだった…

しまった!!

つい条件反射で!!