「…自宅謹慎で済んだだけまだマシだ。今日から、部屋から出るのを禁止する」

そう言って、私は部屋に放り込まれ、外から鍵がかけられた。




いいじゃないか。

学校に行かなくて済むんだ。






ただ…







未だに、疑いが晴れないのが悔しい。











こんな私を、誰が信じる?


誰も信じないんだよ。









あの時、木村ですら信じてくれなかったんだ。