イケメン霊能少年の憂鬱

そう考えると、
オレが龍から力をもらったのも説明がつく


――ナツには説明のしようがないな


オレは自分の妄想とも
願望ともつかない考えに
肩をすくめてみる


「あの穴で、龍を見ただろ?」


「龍?」


それでもオレは、
ナツに感じた不思議な能力を
悟らせようと話をつづける。


「あの奥に青白い龍がいたんだ」