イケメン霊能少年の憂鬱

ナツを見ると
そんな力を持つ者とは思えない、
とまどった顔でオレを見てる。


「もう照れる関係じゃないだろ」


オレは気をとりなおして、
ナツのとまどいを消すように、
ちょっと軽口をたたく。


「何、それ?」


ナツはちょっと不機嫌になり、
力を入れて地上へ上がっていった。


上ではナツとエリの
はしゃいだ声がしていた。