「僕を一人にした責任を取ってよ」



セドリックが言うと、グレースはクスッと笑った。




『そうね。責任を取らなきゃね』



二人で笑い合った。



笑ったのなんて、いつぶりだろう



まぁいい、これからは、たくさん笑える気がする・・・



グレースと一緒に・・・・・




そう思った瞬間、辺りが再び明るくなった。



今度は目も開けられないほど。



だが、セドリックは不安じゃなかった。



グレースが傍にいると感じられるから・・・・





『セドリック・・・・もう一人にしないからね・・・』


「あぁ。・・・・・愛してる、グレース・・・・」




温かい光に包まれて、セドリックはそのまま消えてしまった・・・・・・