遅い初恋〜先輩に恋をして〜

海斗先輩は
すごく人気のある
先輩らしい。
あんまそんなことに
興味なかったから
知らなかった。


だけど、もっと
先輩のこと知りたい
って心から思った。


釘付けになったあとも
先輩のプレーを
まばたきもせず
ただ、じっと見ていた。

先輩の流す汗は
キラキラ輝きを
はなっていた。

先輩の背中は
力強い、頼れる
ようなオーラが
ただよっていた。