遅い初恋〜先輩に恋をして〜


『茉美のおかげで
 楽になったよ。
 まじありがとうな』


「もう、教室で落込んだ
 顔見せちゃ駄目だよ?」


『おぅ。』


そういって2人で
教室にはいった。


教室にはいった
貴洋は普段の姿に
戻っていた。
それでこそ貴洋だよね。


ガラガラ


教室のドアが開いた。


『林。大丈夫か?』




海斗先輩だ。


----先輩SIDE----

『あっ。海斗先輩。
 迷惑かけてすいません。
 でも、大丈夫です。
 茉美がいてくれたから...』


『そっか。茉美ちゃんか。』


『俺、茉美がいればそれで
 元気になれるんです。』


林が元気そうでなによりだ。
それに、茉美ちゃんが
林を元気してくれたのか。


俺も、なんか知らないけど
茉美ちゃんの言葉とか
メールには元気もらえんだよな。


茉美ちゃんはそんな力
もってるんだな。


『そっか。んじゃな』


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