「イタイッ」
ヤバイ頭痛でつらい。今までこんなことないのに。
「姫どうしたの?」
ちぃチャンが心配そうな顔をしてる。
「ちぃチャン…なんか頭痛が…」
「姫!?何で急に!!」
そして、意識を手放した。
最後に聞いたのは、ちぃチャンが私のことを呼ぶ声。ゆぅの声も聞こえたかもっ…
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「姫様、今日は姫様の好きな散歩にでかけましょう」
ここどこ?夢の中かなっ。
あなたは誰っ?顔が見えない。
「行きましょう…王子」
あれっ?私に似てる。今あの人の名前を読んだのに聞こえなかった。
「私この時間が一番好き」
「なぜですか?」
「あなたに会えるからですよ。」
私は、この二人を知ってる。でも思い出せない。あと少しなのに。
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「澪っ!!起きろよ!!」
あれっゆぅの声だ。


