「生斗遅いぃー!あっ、健悟~♪」



半ベソ状態(笑)の還が、オレ等2人のところに駆け寄ってきた。



「なーに還くんはぁ~。早く見ようぜ?」



健悟も早く見たかったのか、オレに向かって『ナイス』と口パクしている。



「3人ならぜんぜんオッケーだろ?」



「そーかもねぇ!じゃ、行くかっ」



そう言って還は1人歩き出した。
素直と言うか、単純と言うか…(爆)



「還は手かかる奴だなぁ、まったく。」



「確かになぁ…。でも、いい奴だよな。」



「まぁな。」



2人でそんな会話をしていると還が興奮気味に帰ってきた。