―1の1― 「亜理沙、あたしココ。 じゃあね(^-^)/」 「また、後で」 あたしは亜理沙と別れ、1の1と書かれたプルートの教室に入った。 佐藤梨夕。 あたしは窓側の一番後ろの席だった。 右隣りは男子。 一人一人の席に座席表の書かれたプリントと大量の教科書類。