「ねぇ、佐藤さん?
普通に学校が始まったら、私のお手伝いしてよね」

はい?

「そうそう!
あなただけじゃ頼りないから、3年の咲多くんも呼んだわ。」

意味わかんない……
七瀬、最悪!

「あの……」
「じゃあ、明日ね。
よろしく」

七瀬はそれだけ言うと あたしの話も聞かず去って行った。