「姐御、 暗殺部隊の数は出来るだけ減らしておいた… 残りは兵士達に対峙させておけ」 この辺り一帯の敵を殆ど蹴散らせただけあって、王子もそれなりに疲労していた。 「分かったよ。 じゃあ私等は宮殿の内部に潜り込んだ連中を 取り押さえてくるっ… ほら行くぞっ…!!」 「わ!?待てよ俺もうへとへと…」 そう言って姐御は疲れ果てている執事を連れて宮殿に踏み込んで行った。 「……ふぅ…」 漸く一息入れる事が出来た王子は、正面口の段差にドサッ…と座り込む。